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5月病
Q
5月病というのはよく耳にしたりするんですが、なんとなく漠然と使ったりしているようにも思います。
本来はどんな病気をいうのでしょう?
A
大学の新入学生が5月の連休明け頃になると、無気力・無関心・無感動を訴える例が増え出す現象が注目された1950年代の終わり頃に言われ始めました。正式の医学用語ではありません。
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Q
どういうことで起こるのですか?
A
ここでいう5月病の場合、期待に胸膨らませて入った大学での講義が予想に反して無味乾燥で あることと、唯一の勉強の目標であった合格を成し遂げてしまいそれに代わる目的を見出せないことがこういう反応を起こしたと考えられました。
さらに、心理学的に言うと、自分がこれから生きていこうとする人生はどうあるべきかがしっくりこず、今の自分でいいのだという自信がもてない (アイデンティティの拡散)、本当はもっと自分にふさわしい何かがあるのではないかという不安が 根底にあると考えられます。
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Q
今でもこういう大学生の悩みは多いのですか?
A
時代とともにこの5月頃に精神的不調を訴える現象は新入社員にも、高校生・中学生にもと 高年齢にも低年齢にも広がりました。
ただ精神的不調の中身も変わってきています。
最近いわれる5月病というのは、5月の連休明けから6月頃にかけて体の症状として、頭痛・めまい・ 肩凝り・動悸・朝起きにくい・疲れ易い・食欲不振・不眠が起こり、心の症状として億劫・集中力の 低下・決断力や思考力の低下・いらいら感・気分の落ち込みが起こって、仕事や勉強の能率が低下 したり、さらには出社拒否や不登校になる状態を指します。
医学的には適応障害やうつ状態といわれるものです。5月病というのは新入生や新入社員に起こる 適応障害やうつ状態ですが、新入生や新入社員に限らず適応障害やうつ状態は起こります。
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Q
ということは私たち誰でもそういう適応障害とかうつ状態になりうるということですか?
そういえば、体調がよくなくてイライラすると悩んでいる方のことは周りにも結構いらっしゃる ようですけれど。
A
現代はストレス時代といわれるぐらいですから誰もがストレスを受け頑張って生きているわけですから適応障害やうつ状態になり易いのです。
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Q
ストレスがずっと続くとうつになるのですね。
A
はい。ストレスがずっと続くことが発症の下準備をします。発症前には短期間か長期間かいずれ かの頑張りと疲労があったはずということです。ただ発症のきっかけになるのは、変化ということです。
5月病では受験生から大学生になる、学生から会社員・社会人になるという変化がきっかけです。次はほっと荷おろししたた時にも発症しやすいということです。連休でほっとした時にかえって症状が出る のです。連休から仕事への変化がきついと考えてもいいかもしれません。
疲労状態の後に何か変化がありそしてほっとした時には誰にでも軽いうつになる可能性があると いえます。
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Q
そういう時にはどうしたらいいのでしょうか?
A
休息を取ることが一番なんです。ただ、落ち込んでしまった状態になると、自分は怠け者に なってしまったのだとか、自分には能力がないからだめなのだとか、みんなに迷惑をかけているのに 休息するなんて出来ないなどと思ってしまわれます。
思考力・判断力が低下しますのでどんどん自分を 追い込むような悪い対処法になってしまいます。こういう時は気楽に神経科なり心療内科を訪れて ほしいですね。
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Q
だれでもなりうるとおっしゃいましたが、それでもやはりこういう人はなりやすいというのが あるのですか?
A
一般に、真面目で、律義で几帳面な方がなり易いといわれています。
熱中し易い人や凝り性と いう方もなり易いといわれます。
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Q
周りが注意しないといけないことは?
A
頑張れと励ますことがいけません。自分で怠けているのじゃないかと思っているところに 「頑張れ、やる気を出せ」は逆効果です。
それと気晴らしに連れて行くこともいけません。 ちょっとうっとうしいなどという時なら気晴らしはストレス解消にもってこいなのですが、 ある程度以上しんどい時には余計疲れるばかりなのです。
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Q
ある程度以上しんどくていつもなら気晴らしになることがかえってしんどくなってしまうというような時には病院や診療所に行ったほうがいいのですね。どの科にいけばいいのでしょうか?
A
神経科・精神科あるいは心療内科がその専門です。お子さんの場合はまずは小児科にいかれれば いいと思います。
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